セーラー万年筆 Lecoule(レクル):レビュー 左利きでの筆記

セーラー万年筆から発売されたLecoule(レクル)のレビュー3回目です。

実際に左手で書いてみて、ひっかかりやインクの出方を見てみたいと思います。

ケース1・巻き込む持ち方

lecoule_style1

万年筆には厳しいこの持ち方。ペン先が細ければ細いほど「ぎぃっ」という嫌なひっかかりが出るうえ、インクがかすれまくるという事が多いのですが…

このレクル、意外に書けます。「ぎぃっ」という紙を引っかく感じはありません。

ちょっと線が細くなるものの、インクのかすれも無く、良い感じにインクが出ています。

ただ、運筆に強い抵抗を感じる線があります。

それは、例えば「ム」の字。最後の左上から右下への短い線がありますよね?

この向きの線は強い抵抗があります。他にも、「会」の屋根部分ですとか、「人」、「大」などに同じような向きの線があります。

巻き込む持ち方をされている方は、字を書く際に、できるだけ筆圧を小さくするか、万年筆を若干長めに持つことで寝かせてみると良いかと思います(巻き込む持ち方は、どうしても万年筆が立ち気味になります)。

↓巻き込む持ち方での筆跡です。lecoule_write_style1

他の筆跡と比べて線は細くなりますが、インクの出方はなかなか良好です。

 

ケース2・押して書く持ち方

lecoule_style2

横線を左から押すように書く持ち方です。

こちらの持ち方では、縦線に比べ、横線に少し抵抗が感じられました。

ペン先がひっかかるという事は無いのですが、運筆が重く感じられます。

↓筆跡がこちらです。

lecoule_write_style2

インクの出方は良好で、かすれたり、薄くなったりといった事はありませんでした。

 

ケース3・通常の持ち方

僕が普段している持ち方です。

lecoule_style3

↓こちらがその筆跡です。

lecoule_write_style3

インクの出方は問題なし。ペン先に抵抗を感じたり、ひっかかったりという事も全くありません。

 

不快なひっかかりが少ない

レクルを使ってみて思ったのは、クセのある書き方をしても、不快なひっかかりが少ないという事でした。

”不快な”というのは、「ぎぎぃっ」とか「ゴリゴリッ」という紙を引っかく嫌~な感触です。

どちらもレクルではあまり感じられませんでした。

もちろんひっかかりが0ではありません。

例えば、ケース1の巻き込む持ち方をさらに強くして、ほぼ真正面からこちらに向かって万年筆が伸びてくるような持ち方では、さすがにひっかかります。

 

左利き特有の事情

レクルに限らずどの万年筆にも言えるのですが、左利きの場合、ペン先で突く方向への線というのが多く出てきます。右利きの場合はあまりありません。ペン先で突く方向への線は、運筆が重く感じられます。

万年筆の持ち方によって、突く方向が変わりますので、重く感じる線も違ってきます。

例えば、ケース1は左上から右下に向かう線が重く感じましたが、ケース2では左から右への(少し右上がりの)線が重く感じられました。

僕の持ち方で万年筆が使いやすいというのは、ペン先で突く方向への線が少ない、という事もあります(ケース3の写真だと、右下から左上に向かって書く線は少ない)。

 

まだ使い始めたばかりの万年筆ですが、なかなか良いですよ、レクル。

左利きのクセのある持ち方にも幅広く対応してくれる万年筆だと思います。

これからもガンガン使って、当ブログで記事にしたいと思います。

こういった事を取り上げて欲しいという事がありましたら、コメントやメールでお気軽に教えてください。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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