前回と順番が前後してしまいましたが、サファリ/アルスターのニブ交換の様子をご紹介します。
まず最初に、LAMY社に確認をとっていませんが、私はこの作業が万年筆の改造にあたると考えています。
最悪万年筆が壊れても文句を言わないつもりでニブの交換を行っています。
実際の作業は、くれぐれも慎重にお願いします。
※改造扱いになると思われますので、ここから先の作業は全て自己責任でお願いします。
引きぬいて差しこむだけ
ニブの交換といってもサファリやアルスターの場合、ニブは引っ張ると抜けます。
古いニブを引きぬいて新しいニブを差し込めば終了です。
インクが入ったままだと手が盛大に汚れますので、インクは抜いてから作業したほうがいいでしょう。
上の写真で赤色の矢印部分をつまんで、黄色い矢印方向に引っ張るとニブは抜けます。
ペン芯の破損を防ぐため、ニブを上下左右にねじったりしないで、真っ直ぐ引っ張ります。
ペンチ等はニブやペン芯を痛めるので使いません。
気をつけることは、ニブを力任せにがっちり掴むと、抜けづらくなるばかりでなく、ニブがペン芯から抜けた途端にニブを曲げてしまいます。
写真の赤色矢印の部分はあまり強く持たず、ニブを引きぬくときもゆっくり力を込めるようにすると静かに抜けます。
ニブが抜けたら、新しいニブをゆっくり差し込んでいきます。
ここでも力任せに押し込まないで、ゆっくり力を入れると静かに入っていきます。
ニブの根本がペン本体と密着するまで差し込めば交換終了です。
引きぬいたニブを綺麗に洗って保管しておきましょう。
ラミーのサファリ/アルスターはこのように簡単にニブ交換できるのがいいですね!
もしペン先を曲げてしまったサファリがあったら、ペン先の交換にチャレンジしてみるものいいと思います。
ただ、繰り返しになりますが、自己責任での作業になりますので、くれぐれも慎重に…。
最期まで読んでくださって、ありがとうございました。
ではまた!
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私はメンテナンスのために、たまにサファリのニブを抜き差しするのですが、このサイトの方法を参考にして、ペン先を濡らしてからセロテープを使って抜いています。
http://lamylabo.blog73.fc2.com/blog-entry-38.html
いろいろ調べたのですが、この方法が1番ニブを傷めにくいです。
私が持っているあるサファリのニブはMagさんと同じ方法でニブを抜いていたところ、根本が緩くなってしまいました。
セロテープを使う方法に変えてからは、そういうことが起こっていません。
差すときはセロテープは使いませんが、ペン芯を濡らしてからニブを差します。
この方法が1番ペン芯とニブを傷めにくそうです。
人によってはペン芯も抜き差しするそうですが、私はペン芯を抜いたことはありません。
サファリの場合何回もペン芯を抜き差しすると緩くなってくるそうです。
それが嫌で抜き差ししていません。
なるほど~!
この方法ならペン先を痛めずにすみますね。
私のサファリ/アルスターは割と簡単にニブが抜けたんですが、結構長く使っているペンなのでニブが緩くなっていたのかもしれません。
次はセロテープを使ってやってみようと思います。
情報ありがとうございました!