きれいな字にしたい
左利きはきれいな字が書けない、というのが世間一般の常識。
ですが、そんなもの打ち破ってしまいましょう。
私もきれいな字を書きたいと思って、いろんな本を読みました。
万年筆の本というわけではないのですが、非常に影響を受けた一冊を紹介します。
字は肘で書く
『まっすぐな線が引ければ字はうまくなる』というこの本。
タイトル通り、きれいな字を書くなら、線をまっすぐに書く事が重要という話です。
そして、まっすぐな線を引くために必要な姿勢や運筆の方法が細かく書かれています。
この中に、「字は肘で書く」という項目があります。
普段字を書くときに、ペンをどうやって動かしますか?
指の曲げ伸ばしや、手首だけの動きでペンを動かすと、線は曲がっていきます。
線が曲がれば、字のバランスは崩れてしまいます。
線をまっすぐに引くには、肘で書くように、つまり腕を小刻みに動かすことが重要、という内容です。
私もここに書かれていたことを実践したところ、それまでの字と明らかに変わりました。
私の字は、横線も縦線もくねっと曲がっていて、まっすぐではなかったのです。
まっすぐ書かなければならない線をまっすぐに書いていなかったことで、字のバランスが取れていませんでした。
左利き用ではないけれど
この本、左利き用に書かれているわけではありません。
ですが、左利きの私たちにも応用できる部分があります。
さきほどの肘で字を書くということの他、
- 字のバランスのとり方
- きれいに見えるひらがな、カタカナ、漢字の大きさの比率
- 小指の使い方
他にもまだまだあります。
この本を読んだことで、今のペンの持ち方になった、というくらい影響を受けました。
もし、今の自分の字に不満があったり、もうちょっと何とかしたいとお考えでしたら、一度読んでみることをおススメします。
150ページほどの本ですので、読みやすいかと思います。