プレラ(PRERA)
小ぶりで短いサイズの万年筆。
カジュアル万年筆と呼ばれるタイプで、比較的低価格なシリーズです。
特徴は、何といってもカラーバリエーションが豊富なこと。標準モデルで9色。透明軸の色彩逢い(いろあい)シリーズでさらに7色あります。
私はスレートグレーを選びました。
通常モデル:
- ブラウン
- イエロー
- ホワイト
- ライムグリーン
- ソフトブルー
- アイボリー
- ビビットピンク
- ロイヤルブルー
- スレートグレー
色彩逢いシリーズ:
- 透明ブラック
- 透明レッド
- 透明ピンク
- 透明オレンジ
- 透明ライトグリーン
- 透明ライトブルー
- 透明ブルー
透明軸なのにカラー?と思われるかもしれません。この色彩逢いシリーズは、天冠部分と尻軸部分にクリアー調の色が入っているのです。とてもきれいな万年筆ですよ。
色彩逢いシリーズは、透明軸であることの他にも、
- 価格:3,675円
- ペン種:F、M、CM(カリグラフィ)
- コンバーターCON-50が付属
という違いがあります。コンバーターが付属することもあってか、若干価格が上がっています。
ペン種のCM(カリグラフィ)というのは、ペンポイントのない特殊なペン先で、縦線は太く、横線は細く書けます。非常にデザイン性の高い、美しい文字を楽しむことができます。
両シリーズともキャップはねじ式ではなく、パチンと押しこむタイプ。耐久性が気になるところですが、2年以上使った今でも、キャップのかみ合わせがゆるくなるということはありません。
キャップがはめ込み式ということで、気軽にサッと取り出して書くというボールペンのような感覚で使える万年筆です。
鉄ペンらしくペン先の感触は硬めですが、多少筆圧があっても問題なく書いていけます。
ボールペンから万年筆に進むなら、こういった鉄ペンから慣れていくといいと思います。
低価格とはいえ、立派な万年筆ですのでコンバーターも使えます。
最初はカートリッジインクを使って、慣れてきたらコンバーターを使ってインクの吸引をやってみる、次はインクにもこだわってみる…といったように万年筆として十分に楽しむことができます。
価格の目安
ひと揃えの値段はどのくらいか、いくつかのケースで、例をあげてみたいと思います。
最新の価格は、ショップにてご確認ください。
ケース1:本体(通常色) + カートリッジインク
本体 パイロット プレラ | 3,150円 |
インク パイロット カートリッジインク(12本入り) | 420円 |
合計 | 3,570円 |
お手軽なカートリッジインク。色はブラック、ブルー、ブルーブラック、レッドの4色から選べます。
ケース2:本体 (通常色) + コンバーター + ボトルインク(通常色)
本体 パイロット プレラ | 3,150円 |
インク パイロット ボトルインク(30ml) | 420円 |
コンバーター パイロット CON‐50 | 525円 |
合計 | 4,095円 |
コンバーターとのセット。インクは30mlの小型タイプ。色は、カートリッジと同じくブラック、ブルー、ブルーブラック、レッドの4色から選べます。
ケース3:本体(透明軸) + ボトルインク(通常色)
本体 パイロット プレラ(色彩逢いシリーズ) | 3,675円 |
インク パイロット ボトルインク(30ml) | 420円 |
コンバーター パイロット CON‐50 | 付属 |
合計 | 4,095円 |
本体を透明軸の色彩逢いシリーズにしたケース。このシリーズは、コンバーターCON-50が一本付属します。通常インクと合わせてみました。
ケース4:本体(色彩逢いシリーズ) + ボトルインク(色彩雫シリーズ)
本体 パイロット プレラ(色彩逢いシリーズ) | 3,675円 |
インク パイロット ボトルインク(色彩雫シリーズ) | 1,575円 |
コンバーター パイロット CON‐50 | 付属 |
合計 | 5,250円 |
こちらも本体を透明軸の色彩逢いシリーズにしたケース。このシリーズは、コンバーターCON-50が一本付属します。インクも多彩な色が楽しめる色彩雫を合わせてみました。
最新の価格は、ショップにてご確認ください。
別ブログでプレラのレビューを行っております。
どうぞご覧ください。↓